
ムシロ瀬
徳之島の北西、崎原崎(さきばるさき)。ここにあるのは、周りと少し違った海岸線「ムシロ瀬」です。徳之島は、ほとんどサンゴ礁に囲まれていますが、このあたり一帯だけは、花崗岩になっています。まるで、ムシロを広げたように見えることからこのような名前がつきました。長い年月をかけて、東シナ海の波と風雨が作り出した自然の造形美を堪能することができます。不思議な形をした大岩をはじめ、大海原には絶好の釣り場となっているトンバラ岩や奄美大島の島影を望むことができます。遊歩道や見晴らし展望デッキ、多目的トイレが整備されたおかげで、足腰の弱いお年寄りや車いすでも気軽に楽しめるようになっています。
Photo by Nao Iizuka
Photo by Nao Iizuka