
白川郷・五箇山の合掌造り集落
世界遺産にも認定されている「合掌造り集落」は、岐阜県の白川郷と富山県の五箇山の2箇所にあります。豪雪地帯ならではの特色ある民家形式で、屋根が両手を合わせて、まるで合掌しているように見えることから「合掌造り」と呼ばれるようになりました。この地に多くの人魅了されるのは、やはり日本の原風景があるからでしょう。山々に囲まれて、肩を寄せ合うようにして建つ合掌造りの家々は、忘れ去られた日本人の心を思い起こさせるのかもしれません。白川郷は、規模も大きく、メディアにも多く取り上げられているため、観光客で賑わっており、お土産や飲食店も充実しています。一方、五箇山は集落の規模も小さいので、こじんまりしており、静かなたたずまいが特徴です。
Photo by Emran Kassim
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